サービス内容

1. 労働者の健康管理（メンタルヘルスを含む）に係る相談

• 脳・心臓疾患のリスクが高い労働者に対する保健指導
  労働安全衛生法等で定めている健康診断の結果で、脳・心臓疾患関係の主な検査項目（血中脂質検査、血圧の測定、血糖検査、尿中の糖の検査及び心電図検査）に異常な所見を有すると判断された労働者に対し、医師又は保健師が保健指導を実施します。
• メンタルヘルス不調の労働者に関する相談・助言
  ストレスに関連する心身の症状、不調の確認を行い日常生活上の指導や、医療機関の受診が必要な場合はその説明を行います。メンタルヘルス不調の医学的診断を行うものではありません。

2. 健康診断の結果についての医師からの意見聴取

安衛法第66条の4に基づき、健康診断の結果異常の所見があった労働者（有所見者）に対し、健康を保持するために必要な措置について、事業者からの意見聴取に対し医師が意見陳述を実施します。
健康診断後の主な流れについては左の図をご参照ください。

3. 長時間労働者及びストレスチェックに係る高ストレス者に対する面接指導

時間外・休日労働時間が１か月あたり８０時間を超え、 または、会社又は事業場の基準を超え、かつ疲労の蓄積が認められる者を対象として医師による面接指導を実施し、事業者の意見聴取に対し意見陳述を実施します。

また、ストレスチェックの結果、高ストレスであり、面接指導が必要であるとストレスチェックの実施者が判断した者を対象として医師による面接指導を実施し、事業者の意見聴取に対し意見陳述を実施します。

4. 個別訪問による産業保健指導の実施

医師、保健師又は労働衛生工学の専門家が事業場を訪問し、作業環境管理、作業管理、メンタルヘルス対策等の状況を踏まえ、労働衛生管理について総合的な助言・指導を行います。保健指導が必要な労働者に対し、保健師が保健指導を行います。ただし、保健指導については上記２.医師からの意見聴取後の対応になります。
また、必要に応じて労働者の健康管理等に関する理解を促すため、労働者に対し健康管理等に関する簡単な講義を実施します。ただし、産業保健指導と併せて実施することとし、単独ではできません。

※２.健康診断結果に基づく医師からの意見聴取　３.長時間労働者に対する面接指導（対象者から申し出が あった場合）の実施は、労働安全衛生法により事業者に義務付けられています。

地域産業保健センターのご利用について

各サービスのご利用には、地域産業保健センターへの事前の申し込みが必要です。
企業規模５０人未満の事業場に対して優先対応となります。
小規模事業場であってもいわゆる大企業の傘下にある事業場の場合には、企業の産業保健スタッフにご対応いただくようお願いする場合があります。
企業内に、各事業場の産業保健活動を総括的に指導する産業医を選任している場合はご利用できません。
また、相談対応には利用回数制限があります。
詳しくは、各地域担当コーディネーターへお問い合わせください。

◆ご利用を希望される場合は、予め様式地１「健康相談・面接指導 利用申込書」を事業場所在地を担当する地区センターへ提出してください。折り返しご連絡いたします。
なお、ご記入いただきました個人情報は、当センターのサービス提供の目的以外には使用いたしません。

利用申込書等ダウンロード

相談内容により提出して頂く書類が異なります。
まずは、下記担当地区センターへお電話でお問い合わせください。

千葉県内の地域産業保健センター

千葉県内には地域ごとに9ヶ所の地域産業保健センターがあります。
詳しくは、下記センター担当コーディネーターへお問い合わせください。

千葉県内の地域産業保健センター(地域窓口)

※コーディネーターは常勤ではない為、お電話が繋がらない場合があります。
その場合は下記「千葉産業保健総合支援センター」へご連絡ください。