独立行政法人 労働者健康安全機構 千葉産業保健総合支援センター

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  • 3/7対応困難なメンタル不調者への面接技術【6】業務遂行能力不足を契機に発達障害の診断を受け、障がい者手帳を取得した労働者が、会社の手厚い配慮を奇貨として「できないこと探し」に傾斜し、希望する仕事を選別し始めた事案を例に
日付
時間
2025年3月07日(金)
9:30~12:00
定員 15
研修名 3/7対応困難なメンタル不調者への面接技術【6】業務遂行能力不足を契機に発達障害の診断を受け、障がい者手帳を取得した労働者が、会社の手厚い配慮を奇貨として「できないこと探し」に傾斜し、希望する仕事を選別し始めた事案を例に メンタル
研修内容

『ハイブリッド型集合』

集合受講・日医認定産業医単位取得の方はこちらをお申込ください。

われわれ産業医療職は、一部の労働者で「この方は生来、何らかのハンディキャップを背負わされているな…」と感じる場合があります。そのせいで、求められる労務を提供できないと思われるときは、われわれは事業者に配慮を求めることも必要です。

今回は、業務遂行能力が低く、指導によっても改善が認められない労働者が、成人型ADHDと診断された症例です。会社が主治医の意見と本人の意向を尊重の上、業務負荷を軽減して配属した現場でも、本人が失敗を繰り返すうちに、かれが「できないこと探し」に傾斜し、希望する職場と担当可能な業務を自分から指定することを学習して、事業者が負担感を増大させている事例を検討します。

このような場合、雇用契約の履行とハンディキャップへの配慮、すなわち障害者差別解消法8条2項にいう「負担が過重でない(限りで)…障害者の求めに応じ合理的配慮をしなければならない」こととの間で、難しい舵取りを迫られます。かれに対して、医学的に、そして法律学的に、どのようなことを、どこまで要求してよいのでしょうか?討論をしながら、適切な対応方法を考え合いましょう。

 

●当日、参加者の中から産業医役・人事役を1名ずつ記名入りのくじで選出いたします。指名された方は、実演への参加をお願いします。

●実演に参加できる方のみご応募ください。当日立候補も大歓迎です。

※実演面接をスムーズに行うため、「あらすじ」を1週間くらい前に、メールで事前にお知らせする予定です。

詳細チラシ

〔会場:千葉産業保健総合支援センター内研修室

講師 日本芸能従事者協会産業医 修士(法学) 労働衛生コンサルタント 弥富 耕平
単位 生涯・実地2.5
受付状況 受付中

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